ゴールド投資に興味を持つと、必ずぶつかるのがこの疑問です。
「現物の金を買うべき?」「金ETFで十分?」「金積立ってどうなの?」
どれも同じ「ゴールド投資」ですが、仕組み・コスト・向いている人は大きく異なります。 選び方を間違えると、「思っていたのと違った…」となりがちです。
この記事では、現物金・金ETF・金積立の3つを、 初心者にも分かるように具体的に比較し、 結局どれを選べばいいのかまで丁寧に解説します。
まず結論|初心者の最適解はこれ
最初に結論をまとめると、以下のようになります。
- 初心者の第一選択:金ETF
- コツコツ派:金積立
- 本気の資産防衛:現物金
なぜこうなるのか、順番に見ていきましょう。
現物金とは?特徴と仕組み
現物金とは、インゴット(延べ棒)や金貨など、 実際の「物としての金」を保有する方法です。
現物金のメリット
- 完全な実物資産(誰の信用にも依存しない)
- 金融機関破綻の影響を受けにくい
- 最終的な資産防衛手段になる
現物金のデメリット
- 保管場所が必要(自宅・貸金庫など)
- 盗難・紛失リスク
- 売買手数料が高め
- 少額投資に向かない
現物金は、「もしもの時でも価値が残る資産」を重視する人向けです。 投資というより、究極の資産防衛に近い位置づけになります。
金ETFとは?特徴と仕組み
金ETFは、金の価格に連動する上場投資信託です。 証券取引所に上場しており、株と同じように売買できます。
金ETFのメリット
- 少額から購入できる
- 売買が簡単で換金性が高い
- 保管不要
- 価格が分かりやすい
金ETFのデメリット
- 実物の金を直接持つわけではない
- 信託報酬(運用コスト)がかかる
- 金融システムに依存する
金ETFは、「投資としてゴールドを組み入れたい人」に最適です。 株式と組み合わせた分散投資の一部として非常に使いやすい方法です。
金積立とは?特徴と仕組み
金積立は、毎月一定額で金を買い続ける方法です。 価格に関係なく定期的に購入するため、 ドルコスト平均法が自然に働きます。
金積立のメリット
- 少額から始められる
- 価格変動リスクを平準化しやすい
- 積立習慣が身につく
金積立のデメリット
- 手数料が高めな場合が多い
- 即売却できないことがある
- サービス内容が会社ごとに異なる
金積立は、「相場を気にせずコツコツ続けたい人」に向いています。 ただし、コスト面は必ず確認が必要です。
3つを徹底比較【一覧表】
| 項目 | 現物金 | 金ETF | 金積立 |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 高め | 低い | 低い |
| 保管 | 必要 | 不要 | 不要 |
| 売却しやすさ | やや低い | 高い | 普通 |
| コスト | 高め | 低め | 高め |
| 初心者向き | △ | ◎ | ○ |
初心者はどれを選ぶべきか?
多くの初心者にとって、最初の選択肢は金ETFが最も現実的です。
- 少額で始められる
- 売買が簡単
- 株式投資と相性が良い
金積立は「自動化したい人」、現物金は「究極の守り」を求める人向けと考えると、 選びやすくなります。
よくある失敗パターン
- いきなり高額な現物金を買ってしまう
- 手数料を確認せず金積立を始める
- 短期売買で利益を狙う
ゴールドは守りの資産です。 「増やす」よりも「安定させる」目的で使うのが基本です。
結論|目的で選べば失敗しない
現物金・金ETF・金積立に優劣はありません。 大切なのは目的に合っているかです。
- 投資として使いたい → 金ETF
- 自動でコツコツ → 金積立
- 究極の資産防衛 → 現物金
まずは金ETFから始め、慣れてきたら金積立や現物金を組み合わせる。 これが、多くの人にとって失敗しにくい王道ルートです。